茶論の茶道具

棗 三代西村圭功監製

奈良は、茶の湯草創期から塗り物の町としても大切な産地でありました。茶人の要望に応じて優れた茶器を作った塗師たちが、奈良に集っていたそうです。そうした流れを汲む京塗の確かな作り手、三代西村圭功監修によるこだわりのつまったケヤキから成る薄茶器です。植物の棗(なつめ)に形が似ていることから、その名がつきました。千利休が愛した形としても知られ、薄茶器の中では最も基本となる形と言われています。

¥27,500

実店舗限定(オンラインでのお取扱はありません)

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